開かれた寺院をめざして
「葬儀、法要等、仏事がなければ、お寺というところは敷居が高く、なかなか訪れにくい」と言った声を聞くことがあります。また、まだまだ若いからお寺とは縁がないと考えられている方もおられるようです。しかし、移り変わりの激しい世の中、誰しも、様々な悩み、苦しみ、悲しみなど不安を抱えながら生きているのも事実です。仏事相談を始め、様々な悩みの相談の中でみ教えに触れ、心の拠り所となる寺院を目指しています。「わかりやすい仏事」をキーワードとして、透明性のある寺院活動をしてまいります。
副住職挨拶 宮垣良憲
「仏門」には厳しい様々自力の修行を積み重ねる「聖道門」と、当寺院の宗旨であります浄土真宗のみ教えでは、阿弥陀仏の極楽浄土に往生し成仏することを説く「浄土門」とあります。様々な宗旨のお寺がある中で、まずはお寺の「門」を通られてみませんか?お寺の中は普段では味わえない「非日常」的な空間に満ち溢れております。何気ない「日常生活」の中で気付けない事を「門」を通られた先に何かを見出してみませんか?当寺院は「山門が常に開かれたオープンなスタンスであります。お寺は敷居が高くてクローズな空間ではありません。当寺院は石段の数も多くもなく常に開かれた「門」であります。一度、門を通り抜けた先の空間に来られませんか?
坊守挨拶 宮垣薫蔵
西教寺坊守の宮垣薫蔵でございます。僧侶として、坊守として当寺院の興隆に努めております。檀家門徒含め多くの皆様が気持ちよくお迎えし、気持ちよくお参りできるお寺を日々目指しております。坊守として、住職を支え、住職が法務多忙の場合、私が代わりに法務を司ることもあり、僧籍もいただいております。今は、忙しい時だけ、法務のお手伝いをしています。「開かれた寺院」にする為、坊守として、住職と手を携え、その環境を整えてまいります。